桜庭一樹

昨日は一晩中かけて、「少女には向かない職業」と「赤×ピンク」を読んでました*1。この人は、少女の閉塞を書くのが非常にうまいと思います。少女はどこにもいけない。ワタシはもちろん女子中学生ではないけれど、それは思う*2。どこでだったかな、例のタリウム少女と関連付けて語っているところもあったっけ。まあ、ワタシは、タリウムの彼女は閉塞とはなにか違うような気がしてならないのですが。
なんとなく、手元にある桜庭一樹作品をごく個人的な思いでランク付けてみる。

  1. 少女には向かない職業
  2. ブルースカイ
  3. 推定少女
  4. 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
  5. 赤×ピンク

まあ、「少女には〜」が一番好みです。ちょっと差を開けて「ブルースカイ」。「推定少女」と「砂糖菓子の〜」はほぼ同順です。「赤〜」が少し下かな。なにか違うんですよね、読んでいて*3

*1:以前に読んだことのある「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」と「推定少女」も、さらっと目を通しました

*2:ここ重要

*3:そうはいっても、結構好きですよ?