思うこととか、雑感とか、書きなぐり。

安物のワインとキリンの麦焼酎、ピュアブルー*1を飲んでから書いてるので、支離滅裂気味かもしれないけど。今日はちょっといろいろ電波を垂れ流してみたい感じなのだ。こういう気分の時にはきちっとした堅苦しい論理よりも柔らかで手触りのいいフィーリング。そういったものが大事。安物のワインは、味だけじゃなくて、酔い方も安っぽいような気がしないでもないけど、まあいいよね。高いお酒ばっかりは飲めません。

結局、大学は1年間休学することになったわけですが。よく考えたら、来年から復学したとして、私はまだ2年生なわけです。3つ違う妹と同じ学年なわけですよ。さすがにこれは思うところがないでもないけど、それも私が選択した、あるいは、選択しなかった、結果だからしょうがないよね。同じ年に大学に入学した連中はもう卒業してしまってるわけだ。あはは、さすがに笑うしかないや。

推定少女」、「少女には向かない職業」、「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」、「ブルースカイ」。「アジアンタムブルー」に「パイロットフィッシュ」。桜庭一樹大崎善生の本ばかり、読むでもなく手に取り、ぱらぱらとページを繰りながら、偶然からふと開いた1ページのちょっとしたフレーズに共感を覚えたりします。それは例えば、ゴシックとか、閉塞感とか、バロックとか、そういうモノたち。大崎善生はそういうのとはちょっと違うかな。桜庭一樹よりもぐるぐるしてない。大崎善生は2作しか読んでないから、あんまり言えないんだけど、とても透明度の高い、澄んだ水みたいな作品。桜庭一樹はもっとぐるぐるした作品を書くと思います。例えば、閉塞して、行き詰って、あらゆる進路がふさがれて、もうどこにもいけなくて、それでもその先に進むしかなくて、その先にある最後の最後。そういう場所。例えば、ぐるぐる、ぐるぐる、自分とは関係のないところで回る巡る、勝手に進む世界。私にはうまく表現のしようがないんだけど。そういったぐるぐる、ぐちゃぐちゃした「ナニカ」が、桜庭一樹の作品にはあると思ってます。そして、私はそういうものに惹かれる人間なんですね。白黒の乙一も結構好き。

最近はあまり本を読んでません。やってるのは、本を手にとって、ページを繰るくらいです。1冊読みかけの本があるんだけど、なかなか読む気になれません。読むだけの体力と気力、ひっくるめて私は読力って言うんだけど、それが足りてません。力を込めて書かれた作品は、読む側にもそれなりの力を要求します。少なくとも私はそう思う。読力を鍛えるには本を読んだり、自分で書いたりするのが一番なんだけど、それをするのも読力が要るからね。そういうときは比較的気楽に読みやすい漫画やライトノベル辺りから徐々に復活していけばいいかな。こうやって、たまには長めのエントリを書くのもいいよね。

最近は、たまにだけど、ものを書きたい欲求がやってくることがあります。実際には何も書いていないのだけど。それは小説の中の一節、あるいは作品や社会への批評が浮かんだり。完成された小説や批評は一つの作品だけど、思い浮かぶのはそのごく一部、小さな断片。fragment。思い浮かんでは消えるに任せてるけれど、書き留めてみてもいいのかもしれない。形にはならなくても、ナニカにはなるかもしれないしね。

ハッカーと画家」とか「Joel on Software」をぱらぱらとめくりながら、Perlで私のためだけにちょっとしたツールを書くのは、これも広義ではHackかなとか思ってたり。チャットのログを読みやすい形で公開するのも世界のためになるのかな? とても小さいけれど、それもきっと世界のためになってると信じたい気分。それはきっと、なにかの形で世界に関わりたいという欲求の表れ。世界に関わりたいからこそ、なにかを形作る。

適量のアルコールは思考を滑らかにしてくれます。普段言葉にできないモノを言葉として出してくれる。あまり滑らかに出てくるので、ふさわしい言葉を掴み取るのが逆に大変だったりもするんですが。要は飲みすぎなければ大丈夫。そして、今日は許容量を超えて飲んでない。うん、大丈夫。

うん、まあ、そんな戯言を書き綴るのが私です。

*1:ほの甘さが結構おいしいですよ