感傷・忘却

私は何時かきっと好きだった音楽も小説も何もかも忘れてしまう。かつて好きだったものを忘れた日々を送るようになるだろう。きっとそれは自分でも気付かないうちに訪れる。こうやってささやかな思いを書き綴ることもなくなる。それはきっと今の私とは違う、別の私。それはとても恐ろしくて悲しいこと。
…こんな感傷も忘れてしまうんだろうね。