積読消化

海猫沢めろん「零式」読了。直感どおり、大当たりでした。以下多少のネタばれ含むかも。

おすしチャンモエモエデスヨー!

これはけだし迷言。まあそれはいいや。久しぶりに徹夜で読書。一言で言うと、「レシプロ最高!」な青春小説。嘘です。とりあえず読んでください。
海猫沢めろん」名義で出してきたってことは、前の左巻キ式ラストリゾート」の「ひぎぃ」みたいに逝かした文章を書いてくれるんだろうなと思って読んでいたけど、やっぱり期待を裏切らない。やってくれました。あの見開きはインパクトがある。あの中に一文字くらい壁じゃなくて璧を入れても気付かないんじゃないだろうか。いや、私が気付いてないだけで、ひょっとして入ってたりして。
あと4速から5速に持っていくところ。こう書くとギアを1つ上げるだけなんだけど、読んでるとエネルギーがものすごい。意識が加速して、脳が文を読む速度を突破する。人間の頭脳の処理が追いつかない勢い。
あとI君には雪風と左巻キ式と、ついでにこれも読ませよう計画を脳内で進行中。